今国会での共謀罪成立に意欲する安倍総理は前回総選挙から衆院任期半ばに至って猶解散に及び腰となって重要法案の成立を優先しているが、解散を先延ばしすればするほど安倍政権は脆くなりそうだ。

 台頭する小池勢に圧されて自公連立政権は都民ファーストからアップグレードした国民ファーストと鼎立する容で小池女史の首班指名を呑み込まざるを得なくなる時期を脳裡に想定しているであろうポスト安倍最有力候補の影に怯むかの観を得るが、共謀罪並びに安倍総理身辺への疑惑追及を快く撥ねつけるべく敢然と解散に踏み切る度胸を要求したい。

 たとえ小池旋風が捲き起ころうとも既存の野党勢力には総選挙で議席を大きく伸ばす力など見えず、総選挙を闘ってこそ安倍政権の強靭性は確かなものとなろう。

【ブログ背景画像解題】
 相模湾岸にて江ノ島と南北に向き合う荒崎は湘南の景勝地の一つとして知る人ぞ知る地ですが、源義経の郎党であった鈴木重家の卑属が建立したとの伝承を遺す熊野神社の境内からは爽快な眺めが満喫できます。

 鈴木重家の生家となる紀伊・名草郡藤白浦を本拠とした藤白鈴木家は饒速日(ニギハヤヒ)命の後裔という出雲族の流れとされ、多弁(たわき)宿禰を祖として古代朝廷にて穂積臣と称された水軍の武家でした。

 鎌倉幕府御家人として承久の乱後に尾張守護に補せられ幕府では評定衆を任ぜられた中条家長の後裔は長らく三河・賀茂郡下の高橋荘を営み、中条氏の配下にも藤白鈴木家が在ったことを伝えます。

 徳川家康の高祖父として三河・額田郡下の岩津城を北条早雲こと伊勢宗瑞率いる今川氏の軍勢に囲まれた松平長親の母方祖父を鈴木重勝と伝え、藤白鈴木家から岐れた武家として伊豆半島にて相模湾岸となる稲取岬を拠点とした江梨鈴木家は小田原北条氏の配下にて水軍の将を務めた武家でした。