電車に乗ると視られる人々が挙って板を持ってる姿は自分には寧ろ不気味にすら感じる中、マスコミや左派系インテリが現今目下喧しく声を挙げている共謀罪の国会審議にて野党からの質問に対して矢面に立たされている金田勝年法務大臣の身上を人々は訝しく思わないものか自分には不思議なのです。

 安倍内閣が成立に意欲する共謀罪法案について野党からの質問に応ずる金田法相はリーマン・ショックが起きる半年前に福田康夫総理が日銀副総裁に起用する人事案として国会に提示した当時・伊藤隆敏東大教授の一橋大学での荒憲治郎ゼミナールで同期生であった人物で、金田法相自身は長らく旧大蔵省の官僚を務めた人物だ。

 言わば経済畑の人物たる金田勝年衆議を何故安倍内閣は野党がいきり立つ筈の重要法案を答弁する法相に就けたものか。

 わが国立法府の衆参両院に議員運営委員会が在りながら、その事務は財務省文書課の官僚が完全に支配しているという。

 左派のインテリが騒ぐような人権に関わる重要法案の成立に向けて、刑法に関する学識を世間が認めるような人物を法相に立てるのでなしに、筋違いな経済畑の人物を立てたことは中国共産党と酷似する財務省トップ・エリートによる国民を愚弄したキャスティングと言えまいか。